診断士受験生向けのセミナーも活発になってきましたね。
昨年はコロナが直撃、セミナー運営側もリアル開催は諦めざるを得なく、またオンラインセミナーのノウハウもなかったところですが、今年はオンラインが当たり前になってきていますね。オンラインでもやってくれるのは良いと思います。
私はセミナーは参加したほうがいいと思っています、というか個人的には行って良かったことのほうが多い。ぶっちゃけセミナーで合格者がしゃべることってちょっとググれば転がってることばかりなんですけど。まあでもこれはセミナーだと参加者の最大公約数的なことしか話しませんしね。ごく一部の人のためにしかならないことはそりゃセミナーでは話さないでしょう。
私はその後の懇親会が楽しみでした。結局酒かいと思われる人もいるかもしれませんが、別に酒はなくても構いません。受験生同士の情報交換や、合格者から個別に聞けるアドバイスが大変参考になりました。
初めてセミナーに参加したのは一次試験の勉強を始めて1ヶ月経ったくらいでしたが、正直セミナーに参加するまでは「そんなの勉強したうちに入らない」というくらいぬるいことしかやっていませんでした。合格者からどう勉強に取り組むべきかセミナーでは聞けないような話を聞いて、受験生が毎日どう過ごしているのかどういうことをやっているのか、そういうことを知れたのがよかったです。
私自身、他人に影響されたとか、他人に刺激をもらったとか、そんなことでやる気になることなんかめったにないのですが、セミナーに参加した後は異様に勉強のやる気が出てきました。信じられないくらいに。ほんと早いうちにセミナーに参加してなかったら勉強すら続けてなかっただろうなと。セミナーに参加したのは全4回だったと思いますが、そのうち2回はものすごいブーストがかかりました。
ただ、残念なセミナーも中にはありました。その時は参加者、つまり受験生側の過半数がもともと知り合い同士で参加しているパターンでした。運営やセミナーはもちろん合格者なのですが、セミナーでも懇親会でもどういうわけかそのグループが中心で大騒ぎするのです。その時は某学校のOB?と思われる人たちだったのですが(本当に残念な感じだったので詳しく聞いていない)。
懇親会でも診断士の話、勉強の話ではなく、中心の数名は飲み屋のオネーチャンの話でずーっと大盛り上がりです。皆いいお年の方ばかりですので、オネーチャンのいるお店にいく機会も多いと思いますので、そういう話も多少はいいと思います。
「スナックに行ったら毎回食事を作ってくれる。絶対あの人俺のこと好きやわー」みたいな、今時童貞でもそんな勘違いしねーよ店なんやから作るの当たり前やろっていう、オネーチャントークの中でもかなりレベルの低い話で最初から最後までずーっと盛り上がっていたので本当に残念だった。そんなもん内輪だけでやっとけやいつまで同じ話しとんねんワイは診断士の話がしたいねんほんまこの会来るだけ無駄やったな、と思いながら冷めた目で見ていました。
某学校のOBではない普通の参加者もいたので、その人達と情報交換していたものの連絡先を聞くことはなかったため、その後どうなったのかなあと思っていたのですが、去年その人と偶然再会しました。そして先週また会う機会があり、そのときゆっくり話をしました。そしたらお仕事を紹介してくれるということで、無駄やったと思ったセミナーでしたが、意外なところで縁はつながるもんやなあと思いました。
そんなわけで、セミナーに参加するのはほとんどが同じ目的を持った人たちです。中には残念な方もいらっしゃると思いますが、全員がそうではないので、残念ではない方を探して交流を持つのは大事だと思います。私自身は勉強の刺激になったし、その当時は考えてなかったけど合格後は仕事のやり取りをする関係にもつながった。
ネットだと全国からセミナー参加者が集まりますが、やっぱりつながるのは同じ地域の人がいいですねー。同じ地域だから仕事のやりとりもやりやすくなったと思うし。またリアルはやりづらそうな状況になってきたけど、ぜひ同じ地域の受験生を探してみてください。
コメント