中小企業経営改善計画策定支援研修を終えて

2日間の研修が無事終わりました。内容的には2日間を終えてもですね、やっぱりちょっと物足りなかったな、、と。

ケーススタディなのですが、やることは経営危機に瀕した企業が認定支援機関に相談に来るので、経営改善計画を作って金融機関に提出する、という流れです。

この経営改善計画を作るのがこの研修のキモでもあるとは思うのですが、やることといえば企業を分析して、SWOTやらSTPやらを使って自社と他社を分析して、各種指標を意識しつつ数字をいじっていくという、事例2と事例4を足したようなものです。事例1的なネタもあったはあったのですが、今回そこ改善したグループはなかったですね。

なので事例2的な部分は二次試験でも散々やってますし、数字を作る部分については実務補習でもやりましたしね。学べる技術や知識はそのレベルでした。うーん、もう少し実践的なものが学べると思ったのですが。SWOTとは、STPとは、って講義でやられても。。という感じです。強みは生かして他社と差別化していこう、みたいなね。散々二次試験でやったわ。

この研修自体が対象が診断士だけではないのですが。中小企業経営改善計画策定支援研修には前段階の理論研修というものもあり、診断士やら税理士等以外の方はこの理論研修を受けないと実践研修を受講することができません。診断士は理論研修はパスできるわけですが。正直、診断士はこの実践研修もパスさせていただいても問題ないかと思いました。学べる点もありおもしろかったですが、2日でこれは流石に長いわ、と。

まあでも改善計画の数字作るのは面白かったですが。最後に銀行を相手にグループごとにプレゼンというところまでセットで、グループごとに戦略が違うのもおもしろいなあ、とも思いましたが。この数字作るところだけもっとしっかりやりたいなとも思いましたが、それに至るにはやっぱり事例2的な部分をやって戦略を立てないことには数字も作れないでしょうし、そこもしっかり研修の中で扱わないといけないのはしょうがないのかなというところです。

他のグループはどうやって発表する計画を選んだのかはわかりませんが、ワイのグループはワイの計画に少し手を入れて発表することになりました。ワイ、研修でのこういう発表すっごい苦手なんです。。なので、受講生全員が知らない人で今後も会うことのない人であれば発表役でも全然適当にやり過ごすのですが、基本的には他の人のネタを積極的に推す等して発表役にならぬように立ち回ります。今回あちこちのグループに知っている人がいて、なんか余計にこっ恥ずかしさがありました。承認欲求のなさがこんなところでも影響してしまいます。

修了時にはこのような修了証をもらえます。どこかの国家資格試験の合格証書の-100万倍立派な修了証です。

試験もあります

前回も書いたとおり、認定支援機関になるにはこの研修を終えるだけでなく試験をクリアする必要もあります。配点、採点、合格基準どれも公表されてないのですが、どうやら落とすための試験ではないかという印象です。

基本的にはこの研修の中から出題されるのですが、診断士であれば特に対策する必要もないかと思います。試験勉強では聞いたこともない指標も出てきますが多くはないので、1日目のあと個室でゆっくり復習すればいいと思います。事例4を思い出しましたよ。ワイちょっとやらかしそうになって、それ書きたいんですが試験内容自体公表されてないものなのでどこまで書いていいかという話ですね。

ここまで書いておいて万が一落ちていたら恥ずかしいので、その場合はこの記事ごと消すことにします。

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