今年の二次試験 残念な結果だった方へ

昨日は今年の中小企業診断士の二次試験の口述試験に進める方の発表がありました。口述試験までは二次試験ですが、この発表が事実上の合格発表のようなものですが、今年は口述試験に行くためのハードルが例年より高いということもあります。

結果的に不合格になった人もいるのが資格試験の辛いところです。私自身も二度、二次試験は不合格になったので痛いほど気持ちはわかります。しかし、諦めなければいつかはいい結果がでるよ、とも言えないのがこの中小企業診断士の二次試験の難しさでもあります。

気持ちは切り替えきっていないのかもしれないけれど、すでに来年に目を向けている人もいて単純にすごいなと思います。私の場合は二次試験の後は勉強する気にもならず、不合格になったとわかってもすぐに勉強を始めることなんてできませんでした。1回目は2月くらいまで遊んでたし、2回目は一次試験からやりなおしになったけど、それでも年明けくらいまでは勉強はしていなかったです。

SNSなんか見てても合格した人にイイねなんかできませんし、いつまでも一人で引きずっていました。

私は2回目の不合格のあとはさすがに一次試験からやり直しということもあり、次の年は試験を受けるかどうか迷いました。しかし、ここまで費やした時間を埋没原価にしたくないという気持ちだけで翌年も続けることを決めました。正直言ってその時はまだ「絶対に診断士になる」という気持ちをもっていなかったのかもしれませんでした。ムダにしたくないという割と後ろ向きな理由も強かったです。

この時点で前を向いている皆さんは、私よりよっぽど診断士への思いがあるのかもしれません。とてもステキなことだと思います。

来年どうしようか迷っている人に、「諦めるな」とか、「続ければ必ず良い結果が出るよ」という気持ちはありません。実際そんな保証ないですし。ここで諦めるもあなたの人生ですし、がんばって続けるのもあなたの人生です。他人が無責任に諦めるなという話でもないです。

ただ、私自身、二次試験に合格した一年前からすごく充実した人生を送ることができています。大学に合格した時、新卒の就活で内定をもらったとき、それから診断士試験に合格したときで、3度自分で自分の人生を大きく変えたと思っています。

診断士は、合格してからも自分から動き出さなければ何も変わらない資格です。何もしてないくせに「何も変わらない」というおマヌケなことを言っている人もいます。ですが、今もう来年の試験に目を向けている人はそんなつまらないことは言わない人だと思います。

無責任に諦めるなとか、勉強を続けるんだ、という気持ちはないけど、がんばる気持ちを持っている人に、「合格すると楽しいことがいっぱい待っているよ」と背中は押しておきます。ですが、今から来年10月までの長期間気持ちを保ち続けるのも大変だと思います。まずはゆっくり休んで、しばらく勉強から離れて、それでも湧き出てくる診断士への思いをこれからの試験勉強にぶつければいいんじゃないかなーと思います。

最後にどうでもいいことを

二次試験はまだ口述試験が残っていますが、現時点で「二次試験合格!」だとか、まあ事実上そう言っても過言ではないのですが。または「次は三次試験!」っていう人がいます。三次試験って何や。

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