昨日EBAの結果も返ってきたみたいですね。ツイッター等では採点結果好評祭りが行われていましたが、その中に総合2位の人がいて驚きでした。私が去年採点サービスに出した中ではEBAが一番妥当性ある感じでした。とはいえ総合67/187位でAB評価ですしね。総合2位って去年でもAAA(合格率100%)ですやん。
去年とはランク付けが少し変わっているようですね、去年はAAA、AA、A、AB、B、Cの6段階でした。私はABでしたが平成30年にABだった人の合格率は32%だったそうです。評価としては「合格基準前後に位置している」です。
実際の合格率って18%くらいなんで、EBAの採点に申し込んだ人187人は上位35人しか受からんってことにはなりますね。ただ、こういう採点に出す人ってどちらかとあれば自信のある人が多いと思うのでもっと広めに合格する人はいるかもしれませんが、それでも上位36%の私の成績ではかなり遠いです。
去年は、私は周りでA以上の人を見たことがなくて、ほとんどがAB(合格率32%)かB(合格率24%)だったのですが、体感ではこれの倍くらいの合格率あったんちゃうんかと思っています。ということはAでも落ちた人もそれなりにいるのか、EBAに提出している人は相当レベルが高い層だった、ということでしょうね。
以前も書いたとおり
採点サービスなんてそんなに信頼するものでもなく、合格発表までの期間に一喜一憂して楽しむためのもの、くらいのスタンスで良いかと思います。これを見て「やった!受かる!」と思うはいいですが「ダメだー、落ちた」と思う必要もないと思います。
自分が合格を確信するまで
以前何度か聞かれたことがあるのですが、「いつ合格を確信したか」ということです。正直言って私は「発表まで受かるとも落ちるとも思っていなかった」というのが本音です。もちろん受かったらいいなあとは思っていましたが、手応え的にはフラットというか、フラットというより何とも思っていませんでした。
まじでシュレディンガーの猫状態でした。「タヌは合格発表まで合格している状態と不合格の状態が重なっている。合格発表がなければ状態が確定しない」
というのはさておき、本当に去年は試験直後から合格発表まで受かったとも落ちたとも思っていませんでした。試験直後は、事前に立てた戦略をほぼほぼ100%遂行できた満足感があり、やりきった感はありました。
- 事例1では受験生惑わせる問題が必ず出るけど、どうせみんなできないからあわてる必要はない
- 全事例60点でいい、与件文をしゃぶり尽くして自分の意見は書かない
- 事例4はNPVが出ても絶対後回し、経営指標→作文→絶対落とせない計算から解く、NPVは部分点でいい
ということをほぼほぼ達成できました。これを全てやれば合格するという保証もなかったのですが、不合格だった過去2年の反省から、普段の力を出し切れていないのが一番の敗因だと思っていたので、メンタル面をなんとかして力を出し切ればなんとかなるか、それでもダメならまた来年考えるか、みたいな感じでした。相対評価なので周囲の人と比べて上位20%にいればいいのですが、結果的に絶対評価で自分と戦って負けていたのが不合格だった2年の結果でした。
とはいえ事例1、3あたりで「こりゃ60はないなー」と思ったけども、「どうせ周りもできてないだろうし相対評価ならなんとかなるやろ」と思っていた。家族にも試験後「今年はいい顔してる」と言われたので、思い通りにいけた満足感がにじみ出ていたのでしょう。
ちなみに落ちた2回は試験終了直後、1回目は「あ、これ行けたんちゃう」という壮絶な勘違いをして総合205点、2回めは「こんなできるわけ無いやろ!事例4◯ね!」とプンプンしていた結果総合208点。3回目はできたともできなかったとも思わず総合254点です。もう開き直りみたいな世界でしたね。
いろいろな採点サービスの結果を受けてもLECもSLAもEBAも受かるともダメとも言えない結果だったので、やや不合格よりに感情は行きかけたものの、最後までほぼほぼフラットなまま過ごせました。どちらに転がっても不思議のない結果でしたからね。
採点サービスを受けて
採点結果を受けてどんだけいい結果だったとしても、「自分は合格だ」と思っている人はごくごく少数でしょう。むしろ「ダメかー」と思った人のほうが多いと思います。ですがあんまり気にする必要はないかなとは個人的に思います。
なにせ本番の採点基準なんて神のみぞ知る世界です。EBAでも上位5%くらいの人が落ちることはほぼほぼありえないと思いますが、それ以外は何が起こっても不思議ではありません。採点サービスに出した結果が盛っておらず、本当の意味での再現答案であればね。
あとは少しずつ口述試験の情報を集めつつ(とはいえこんなの1週間もあればなんとかなりますが)、12/11を待ちましょう。
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