昨日、久々に鳥皮を食べに行きました。福岡に引っ越してくるまでは、「福岡人は豚バラのことをやきとりとか言って食べてるんやろ」という程度の福岡の焼鳥文化の認識だったのですが、鳥皮こそ至高ではないかと思っています。
おそらくですが、福岡の人(九州全体?それとも福岡だけ?)とそれ以外の人に対する鳥皮の認識は違うと思います。福岡以外の人の鳥皮の認識はこれ↓だと思います。
画像はamazonより。タレでも塩でも皮といえばまずこの形でしょうね。ちょっとブヨブヨで、まあこれも悪くはないのです。
一方、福岡の鳥皮の写真はどうか。いい感じの写真はGoogleの画像検索で検索してみてほしい。ホットペッパーやぐるなびにたくさん画像はあるのだが、権利関係がうるさそうなので直接画像は貼らない。福岡でも有名どころの粋恭とかわ屋の鳥皮への画像のリンクは下記のとおりである。
福岡の鳥皮は串にぶっ刺すスタイルではなく、串に巻きつけるスタイルなのだ。下記リンクのかわ屋のこだわりを見てほしいのだが
とんでもなく手間がかかっているが、脂をしっかり落とすから全然くどくないのだ。「とりあえず生と皮10本」なんて日常茶飯事である。何十本でも食える。一人10本20本なんて余裕である。かわ屋は福岡以外にも東京、愛知、大阪、京都、静岡、宮城、北海道にもお店がある。全国各地でかわ屋の皮が堪能できるなんて素晴らしいことですね。
ただ、かわ屋の本店の店員はめちゃくちゃイカツイです。私は何にも気にならないのですが怖い人は怖いみたいです。何人かに聞いてみたのですが皆同じ感想でした。。福岡でも本店以外の店舗はそうでもないらしいのですが。
鳥皮以外にもしぎ焼きも有名ですね。大きめのささみを半生ぐらいに火を通してわさびしょうゆで食べるのですが、なかなか他では見ない食べ方ですね。生っぽさはあるので、生肉苦手ではない人におすすめしたい食べ物です。
もちろん、鳥皮以外の串もうまい。うまいだけでなく安いのだ。いろんな意味で福岡の焼鳥は衝撃的でしたね。ぜひもっと日本全国に広まって欲しい食文化です。まずは鳥皮を堪能するのであれば粋恭かかわ屋、もしくはサンバあたりに行ってもらいたいですね。この3つは鳥皮、他の串ともにハズレなしです。どことは言わんが、福岡でこのスタイルの鳥皮出してる店全部がアタリではないのでその点はご注意いただければ。
宮崎の地鶏もうまい
もうひとつ日本中の人に知ってもらいたい福岡のグルメがある。宮崎の地鶏である。いや宮崎って書いてあるやん、って話ですが、福岡のお店で食べる宮崎の地鶏がうまいのです。それが「宮崎 小林養鶏 直営店 しちりん焼肉 わさび」の地鶏である。
朝シメたばかりの新鮮な鶏肉を、自分でざるを使って焼いて食べるわけなのですがまあおいしい。ざるで焼くスタイルも楽しいのですが、基本にお肉もおやとひながあり、食感等の違いを楽しめます。その他せせりやなんこつなんかも絶品です。
サイドメニューのチキン南蛮ももうハズレなしで最高です。スープも旨味が溢れ出て何杯でもおかわりできるくらいです。
このわさびは鳥だけでなく牛の普通の焼き肉もあるのですが、このお店では鳥しか食べたことがありません。そんなにグルメではないもので、チェーン店以外の人におすすめできるお店なんてそんなにあるわけじゃないのですが、わさびがダントツで他人におすすめできるお店です。
まとめ
うまい、ばっかりでとか語彙力のなさが存分にあふれてしまう紹介となりました。
福岡のグルメというと、モツ鍋、水炊き、とんこつラーメン、明太子、イカ等の海産物という感じであまり鳥皮や宮崎地鶏までたどり着きません。特にわさびについては場所も福岡の中心部である博多や天神からも遠く、なかなか1泊2泊の旅行者におすすめすることができません。鳥皮であれば行けるかなあという感じですが。
モツ鍋やとんこつラーメンなんてどこでも食べれますし、せっかく福岡に来るのであれば福岡でしか食べられないものを食べてほしいなあと思います。まあかわ屋も全国各地にあるし、地鶏は宮崎でも食べられるのですが。
コメント