図書館で予約していたノーサイドゲームの順番がようやく回ってきたので昨日借りに行き、そのまま一気に読みました。
結果的には、、個人的にはイマイチだったかな。ルーズヴェルト・ゲームよりはおもしろかったですが。どちらも半分くらいラグビーや野球の話なのですが、なんかどちらの話も設定とかイベント、出来事が似てるんですよね。
やっぱり池井戸潤は全編に渡って経営や銀行のお話が繰り広げられるほうが個人的にはおもしろいなと思います。半沢直樹とか無条件でおもしろくて全編一気に読めたんだけどなー。
ノーサイドゲームも一日で読んじゃったわけなので、つまらないわけではないんですがそこまでの満足感がありませんでした。つまんないと途中でも読むの止めちゃうほうなんですけどね。池井戸潤は文章がやっぱり読みやすいしわかりやすい。
中小企業が舞台のガッツリとした経営・経済・金融小説を読みたいんです。そうなると一番めの選択肢は池井戸潤になるんですよね。ですが次がこれ読もうと思っていてすでに購入済みで積ん読になっています。
真山仁もハゲタカを始めいろいろ読んだのですが、どれも面白いです。経営に関する小説ではこの稲田将人もかなり良いという話を聞きまして。昔はベタに東野圭吾とか伊坂幸太郎とか好きだったんですけどね、最近はもうこんなのばっかりです。人が死ぬ話より企業が死ぬ話のほうがおもしろくなってきました。
池井戸潤も陸王とか空飛ぶタイヤはまだ読んでいないので、そのうち読まねばですね。
あと今読んでいる途中なのが小説ではないですがこれです。
これはかなり面白いです。私、結局経済学が好きになることはなかったんですよね。石川先生の動画見まくりましたけど。2回受けて2回とも60点は超えましたがその程度だし。合格してから勉強したいとも特に思わなかったんですよね、どこでどう役に立つのかもよくわからないし。
ですがこの本を書店で見た時にこれだ!と思いました。数式の解説ではなくノーベル賞を取った人の経済の理論や実世界への影響を言葉で説明しているのです。海外の人が書いたとは思えないくらいわかりやすく入ってくるし、聞いたことある話が実際の話とどう結びついているのかわかるのがおもしろい。まるでグラフや数式がダメで言語かされたのがOKとは理系より文系の発想みたいですが、私は理系です。
これも読み終わったら読書感想文を書こうと思っているのですが、なかなか進みません。読み切りたいとは思っているので少しずつ読み進めていきます。
私、海外の人が書いた本ってどんなに名著と呼ばれていても文章の癖とか合わないとホント最後まで読めないんです、べた褒めする人ばかりの7つの習慣すら途中でギブアップしました。ドストエフスキーなんて10ページでギブアップです。翻訳する人との相性もあるのかなー。
それにしても、相変わらず読書感想文を書くのが下手クソだ。子供の頃から何も進歩していない。ノーサイド・ゲームの感想もまるで小学生並みの感想だ。どうやったらうまく書けるのかな。。
コメント