IT導入補助金
福岡市のテレワーク促進サポーター事業となったことで連絡いただいた企業がIT導入補助金のベンダーとツール登録に前向きで、来週企業に伺うことになりました。はじめてのえいぎょうかつどう!まだ「営業の基本」読み終わってない!そのため補助金のことだけでなく営業トーク、契約クロージングに向けても念入りにシミュレーション中です。会社員時代は営業なんか絶対行きたくないと思ってたけど、もうそうはいかない。
商工会議所の専門家登録
地元の商工会議所に入会しようかと思い、資料を取り寄せた時にフォームに「商工会議所の専門家登録したいです」と書いたところ、結構早めにこれに対する返事がありました。
専門家登録するためのいろいろ要件はあるのですが、もちろんですが中小企業診断士としては専門家としての要件は全然満たしておりません。私は以前10年以上SIerにいたのでそれで要件満たしていそうな感じだったので、とりあえず資料を書いて送りました。専門家登録も待ち行列発生してるから資料もらっても面談いつできるかわからんし、登録もされるかどうかわからんけどなー、的な文面だったのですが、まさかの中1営業日で電話があり来週面談しようとのことでした。
思った以上のスピード感で驚きではあるのですが、もしかしてITの枠の専門家足りてないのか?それとも中小企業診断士との相乗効果働いた?
以前転職活動した時にも思ったのですが、こういうのって能力がいかに優れているじゃなくていかに穴に嵌るかなんですよね。転職も結構うまくいったのですが、経験や能力よりも年齢・性別・その他ステータスがその職場が求める条件にピンズドだったのだと採用後に気づきました。
もちろん経験や能力もあるにこしたことはないのですが、中途の場合は特に条件に当てはまらないと並の能力や経験ではお断りだと思います。おそらくですが今回も経営コンサルタントだけで専門家登録しようとしたらこんなに早く返事なんか来なかったと思って、何かしらが商工会議所側に刺さったのか、手が足りていないのだと思っています。
面談の際にチラシとかパンフレットとか持ってきてくれと言われたのですがそんなもの用意しているわけもなく、手ぶらよりはマシかと思って今ペライチ作っています。
商工会議所の専門家登録が狙えそうなので、商工会の方にも連絡をとってみました。こちらは返信待ち。他の商工会議所にもアプローチしてみよう。
ヒヨコ食いについて
協会には入会したものの、いまのところ協会とは関係ない部分で少しづつ話が広がりはじめています。協会の仕事にも応募してみてはいますが今の所いい方向にはつながっていません。どれもこれもまだ具体化しているわけではないですが具体化しつつはあります。都道府県によっても状況は異なると思うのですが、自分から動けば仕事は見つかりそうだな、っと思っています。
診断士一年生となるとヒヨコ食いの噂を聞きます。
ヒヨコ食いにも2種類あって、1つは超高額のプロコン塾等のセミナー、もう1つは仕事紹介のための団体所属、ではないかと思います。地方ではヒヨコ食いなんて今のところ見たことなし都会だけの話かな?と思っています。
だって県の協会にある研究会だって、会費は参加費のみ1回1000円のとこがほとんどだよ?コロナがあるとリモートでも開催しないところがほとんどなんだよ?ヒヨコを食うつもりなら年会費がっつり取るし、勧誘も激しくZoom等でリモートで勉強会とか開催しちゃうでしょう。
超高額セミナー
Facebookなんか見てると、「それ値段と価値見合ってる?」と思うようなセミナーの宣伝を見かけますね。診断士のコミュニティもそうですし、士業のコミュニティもそうです。個人的にはそこで宣伝されているセミナーのプログラムにまったくそそられないんですよ、、ましてやどれも高額。どれもセミナー費用で書籍買いまくったらいっぱい勉強できるし、今はネットでも無料でいいコンテンツいっぱいあるよね?と。まあ自身がそこに価値があると思って高いお金を払って参加するのは結構かと思いますが、個人的には参加したいと思うことはほとんどありません。
こんなセミナーが林立するから有象無象の自称・研修講師という職業が成り立っているんでしょうね。セミナーなんて、宣伝しているカリキュラムより良かった!なんてことほとんどありませんよ。Facebookで宣伝されているセミナーってどれもこれもカリキュラム自体が全然そそられないんですよね。宣伝しているカリキュラム自体がしょぼいのにそれより良い成果なんて得られることありません。
コネづくりをアピールしてくるセミナーなんかもありますけど、SNSで誰彼構わずメッセージ送ればコネなんか作れますしね。あ、もしかしてそういうコネづくりがヒヨコ食いだったのか。。?自分が見ると「無資格でバックボーンがない人ならともかく、有資格者である程度社会経験ある人がそれひっかかる?」みたいなセミナーが多いんですよね。仮にも士業の入り口に立ったんならもうちょっと頭使うよ、って思います。
窓口業務などをグループで独占している
もうひとつの、窓口や専門家派遣をグループで独占しているからグループに所属しないといけないって話。そんなグループ未だにあるのかな?公的機関が一部のグループに業務を委託しているなんて、上記で紹介したリンクの記事も眉唾ではあるのですが、少なくとも周りでまだ業務を独占しているなんて話も聞いたことない。今の所窓口業務だって直接開拓できそうな気配はある。
もしかして独占はしていないが強いパイプを持っているということを独占と言い張ってヒヨコを騙しているのか?情報の非対称性を武器にヒヨコに迫ってくる方も悪どいとは思いますがヒヨコは今は情報という武器を持てる時代です。そんなセールストークには騙されないようにしましょう。
いずれのパターンにしても、騙される方も悪いような感じに見えるんですよねえ。勧誘する側もあの手この手で気がついたら騙されていたということもありそうですが。ここまでヒヨコ食いの話がメジャーになってもまだ騙されるのかなあ、と思うことはあります。
ひよこ食い対策として現時点で考えていること
今思うことは下記の通り。
やたら宣伝してくるセミナーは怪しい
集客をがんばらないと人が集まらないということは実績もなくカリキュラムも魅力がないということ。実績あって魅力的なら人は集まる。また会費がやたら高いパターンでそれが年会費のパターンも怖いですね。開催ごとの会費徴収だと人が集まらないから年1でしか集金できないのかもしれません。そんな感じで入ったお金の透明性も不明なので、偉い人の懐に入っているのでは?と考えてしまいます。
セミナーのネタは本やwebでも学べる
今の時代たくさんの書籍が出版され、webでは様々なコンテンツが展開されています。だいたいのセミナーの内容なんて市販の書籍に書いてあるネタ、webで見れるネタなんです。すべてがそうとは言いません。セミナーのネタが本当にそのセミナーに参加しないと得られないものなのか?というのは考える必要がありますね。このような情報を探す能力というのも現代では求められていると思います。
中小企業診断士の初年度の仕事どうやって探せばいいのかわからない!って私もちょっと思いましたけどね、今いくらでもブログでもyoutubeでもコンテンツは転がっていますよ。まずは手を動かす!自分で探す!だめならセミナーに行こう。このブログだって受験生にドヤ顔したいとは思いませんが、診断士の入り口に立った人に参考になればいいなとは思っています。
仕事は自分の足で探す
窓口業務等が特定のグループばかり受注しているとしても、まずは直接窓口に「どうやったら窓口に立てますか?」と聞くことに何も損はありません。そこから仕事の話に通じれば儲けもの、本当に特定のグループにしか発注しておらず、どうしてもその窓口業務に就きたいのであればそのグループに入ればいいだけの話。とりあえず聞くだけ損なんてありませんよ。また、グループで仕事を専有していたとしても、おいしい仕事が得体も知れぬ新参者に回ってくるはずがありません。コネなし実績なしの人に黙っていても仕事はきません。
道を切り開くのは結局自分次第です。
コネづくりはSNSでいくらでもできる
コネを作りたいだけならセミナーに参加しなくてもFacebookでメッセージ送りまくればいいだけの話です。Twitterでもいいです。ダマで友達申請するから印象悪いだけでメッセージを添えれば知らない人でもそこまでひどい扱いをする人も少ないでしょう。現代は実際に会わなくてもいくらでもコネづくりをする機会はあるのです。
まとめ
と、仕事を自分で取りつつある自分が今考えていることを書いてみました。さあ一年後どんな意見に変わっているかな。セミナーに対する印象については診断士になる前から思っていたことだし、そう外れてはいないと思うんですけどね。
また業務についても他の地区についてそこまで詳しく知っているわけではないので、本当に一部グループで業務を専有していることもあるかもしれませんしね。とはいえ抜け道裏道は自分で考えないといけないですよね。そこを見抜く能力というのは今後生きていく上で必須かなあと思っています。仕事プライベート関係なくね。
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