この記事は前のブログから移転&加筆修正したものです。
「こども六法」を読みました。
六法と名前はついていますがこどもにあまり縁のない商法が除かれ、関わりのありそうな少年法といじめ防止対策推進法が加わっています。 全部の漢字にふりがなが振ってあるなど見た目通りいかにもこども向けという感じですが中身は結構本格的です。
法律関係の仕事をしている人以外で法例文を読むことが好きな人はそうそういないと思いますが、日本という国で生きている以上は守らなければいけないルールをまとめたものが法律です。生きていくためには当然ですが意識して生きていかなければいけないものです。
こども六法と言う名ですが、果たして大人のうちどれだけの人がこの本の内容を把握しているでしょうか?正直、国民の必読書にしてほしいくらい、最低限日本人として日本に住む上で理解すべきことがこども向けに大変わかりやすく記載されています。暇つぶしで買った本でしたが大正解でした。
小学校の中学年くらいであれば理解できる内容ではないでしょうか。お子さんがいる方であればぜひ一緒に読むことをおすすめします。間違いない名著です。必読というよりも義務教育のレベルだと思います。ほんとこれが教科書だったら日本人の民度すごいあがりそうな気がするくらい、わかりやすくて勉強になるし、こどもが読んでも嫌にならないわかりやすさ。身の回りに小学生がいないのでアレなんですが、小学生がいればおみやげとかに持っていきたいくらい。
ぜひこのテイストで「こども知財」と「こども会社法」を出版して頂きたいと思います。こども知財は冗談抜きで出てほしい、そして国民全体に広まって欲しい。デジタル化が進展する中でデジタルコンテンツに対する最低限の権利を守るルールは学ぶべきだと思っています。まっとうな教育に期待できないのであればこども知財を通して勉強すればいいんじゃないと思います。こども知財が出るのなら絶対買います。
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